ここのところで、先ほど先生からも出ました移住、外部の人の人材の活用ということをちょっと触れさせていただきますと、この中の体験工房を二十ほど書いてございますけれども、一番最初スタートしましたのは、地域の技術、何かというとわら細工であるとか、そういう形で地域の人が都会から来た人に教えてあげようということだったんですけれども、実際上は、例えば藍染めの家、古くなりますが、埼玉県から退職されてきた人が来てそれをおやりになっていると
岸良昌
いわき市で市長をしておりましたときに、市民講師活用事業といいまして、「市民が学校にやってきた」というサブタイトルなんですが、地域のおじいさん、おばあさんに学校に来ていただきまして、地域に伝わる昔話とか遊びとかそれからわら細工のつくり方とか、そんなことを子供たちに教えていただく内容でございました。
岩城光英
まさに私がここで言いたいのは、それぞれの地域で大変な努力をされて産地化をされ地域に貢献をしている方、あるいは昔ながらの三百年も四百年も続く農村の文化というものを守ってきておられる方々、あるいは竹細工にしてもわら細工にしてもそういうものをつくって目立たないけれども日の当たらない方々に、むしろ私はこういう場面で褒章してあげた方が地域のためにもなり、かつ農村のすばらしい文化というものを継承できるのではなかろうかというふうに
阿曽田清
そこでは、九十四歳のおばあさんを筆頭とする大勢のお年寄りの方々が自分たちで生産するわら細工の製品、例えば立派なわらじをつくってくださるんですが、そういうものを自分たちでつくって、そして直売をしております。村の観光産業の振興に大きく貢献してくれているわけです。
中曽根弘文
同時に他方、この過疎化の進行とともに、伝承者がいない、そのために行事が行われなくなるというようなこと、あるいはそういう伝統芸能に必要ないろいろな用具につきましてもなかなかつくれなくなっているというようなこともあるのですね、わら細工などを含めまして。そういうことから廃れていっているというものも少なくないと聞いております。
佐藤祐弘
じ、またその地域における位置づけ、自分の役割の発揮と、こういうような面に重点を置いているわけでございまして、具体的にはいろいろ、ちょっと言葉がおもしろいのでございますが、趣味と実益を兼ねたと、こういうようなことを私どもは言っておりまして、この資金の対象としまして高齢者の活動として出てきているものの例示を申し上げますと、例えば漬物づくりとか山菜加工、ジャムづくり等の農産加工、あるいは民芸品づくり、わら細工
関谷俊作
問題は、これは初日カバーというのですか、それで昨年の十二月の十日に売り出しました四十六年年賀用郵便切手ですね、これは新潟県の新井市平丸に古くから伝えられているわら細工風な作品、これをデザインした郵便切手になっております。それでこの四十六年の年賀用の七円切手は五万六千枚協会はその割り当てを受けておるわけです。そうして確かにこの初日カバースタンプを押しています。これは幾らだと思います、これが。
二宮文造
わら細工もできぬ。こういう悲惨な状態を私見て参つたのでありますが、一日も早くこういう被害者には現金を渡さなければならぬ。食糧を救援いたしましても、その食糧を買うところの金がない。今農家はちようど農業協同組合によりまして肥料を買いまして、そうして今年は非常に農薬を使つております。この農薬と肥料代は農業協同組合の手形となつて決済されておるのであります。
森幸太郎
鉄道関係からだけ申し上げますが、今度の運賃値上げについても、あの地方にはわら細工もあり、木炭もありますから、北海道と同じようにあの地方の物資が中央にも運ばれるような方法をとつてもらいたいと思う。
なお大臣が来ていらつしやるから申し上げておきますが、デイーゼル・カーの件です。大隅半島には戦前にはデイーゼル・カーが走つておつた。それが終戦とともにやんでしまつた。
永田良吉
わら細工あるいはかんじんより細工というようなことも考えられないこともないが、設備もないし、費用もないし、知恵もなくてそこまで行つておらぬということでございますが、そういう点も政府が考えてやらなければならないと思います。三箇月も六箇月も仕事もなしにきわめてシンプルな生活をしていると、思想も当然狂暴になる。そういう点どうお考えになつているか、御答弁を承りたいと思います。
守島伍郎